名前の話し男子編④

大山天明堂

2010年02月17日 17:05

 
 
 旧正に行った時に、うるま市与那城の実家に咲いていたコスモスです。
話しの内容と何も関係無いけどね。最近写真少なかったから。

 
 『誠』ブームの影で、S49年~53年まで万年2位が『大輔』、しかし51年「愛と誠」連載終了となって、『誠』が徐々に順位を下げる中、又々ヒーロー誕生、S54年の夏の全国甲子園大会に1年生で背番号「11」のピッチャーが登場、それが『荒木大輔』(元ヤクルトスワローズ)。
甲子園に大ちゃんブームを起こし甲子園のニューアイドルになり、
名付けも『大輔』が54年~61年の8年連続の1位を獲得。
 大リーガー「松坂大輔」は55年生れ、親が甲子園で活躍できるように、あやかーって『大輔』と名付けたみたいです。

 男子の名前の大正、昭和34年頃までは殆ど一文字名前が主流でした。
その後は少しずつ2文字名が増えていきましたが、そこで大正,昭和時代の一文字名前、
ランキング入り(大正元年~昭和63年までの10位以内に入った回数)上位10位の発表!
1位『誠』(42回) 2位『清』(38回) 3位『進』(37回) 4位『博』(36回) 5位『勇』(33回)
6位『茂』(32回) 7位『実』(28回) 8位『弘』『修』(23回) 10位『正』(20回) 
 1位の『誠』『修』は、30代前半の年代にもいますけど、
『清』『茂』『弘,博』その他は50代以上が大半かな。

 名付けの特徴的なことの一つに呼び名の変化があります、
これまで『茂』(しげる) 『稔』(みのる) 『正』(ただし)、殆どがと一文字名前の場合、
訓読みが多く使われてましたが、S55年ごろから『亮』(りょう) 『翔』(しょう) 『駿』(しゅん)、
の音読みが増えてきたのが多くなってきました。
 訓読みより何となく、音読みがカッコイイような気がしませんか。
私も「正を(しょう)と呼ぼそうかな~」^^

 さて、そりそり本シリーズも終盤、続きは明日 じゃまたね!

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